”検索エンジンから高評価?初心に戻るブログ記事の書きかた”という記事で「誰に向けた情報なのか」を考えて記事を書く方法を紹介しました(紹介したというほどのもんでもない当たり前のことですが)。
でも「人に発信するような情報なんて持っていない」という人がいます。
これは大きな間違いです。
発信する情報なんていくらでもあります。
情報の価値は受け取る側が決める
情報の価値は受け取った人が決めることです。
あなたにとっては当たり前のことでも、受け取った人の役に立ったのなら、その人にとっては有益な情報です。
”検索エンジンから高評価?初心に戻るブログ記事の書きかた”で書いた内容は「有益だと感じる人は誰か?」を見るけることが一番のキーポイントです。
日記だって情報
ちょっと例を挙げてみましょう。
「今日、○○という店でクレープを食べたら美味しかった」
これは単なる日記です。
SNSでつぶやく程度のことで、わざわざブログに書く人はいないかもれません。
でも「その近くで美味しいクレープ屋を探している人」にとっては、非常に有益な情報です。
「子供が病気になったけど病院に行ったらすぐ直った」
これも、単なる日常です。
しかし「自分の子供が同じ症状になっている」人にとっては、有益な情報です。
どんなことでも、対象者によっては「有益な情報」になるのです。
全ての人に有用な情報なんてない
読んだ人が全員「有益だった」と感じる情報なんてありません。
ですから、必要な人にだけ読んでもらえればいいのです。
インターネットでは「検索」というシステムによって、必要な人に必要な情報を届けることができます。
だからこそ
- 書く内容を決める
- 誰にとって有用か考える
- その人に向けて書く
- その人が検索で使いそうなキーワードを入れる
というのが、記事を書くときの基本型になっているのです。
対象者が決まれば書く内容も自然に決まる
対象者が決まれば、その人に必要な付加情報がわかります。
クレープの例でいけば、クレープ屋の名前だけでは意味がありませんね。
「その近くで探している人」が対象なので、地名は必須です。
そうでなければ、近くかどうかもわかりませんから。
その店の場所、行き方もあった方がいいですね。
検索し直せば行き方はわかりますが、その手間を省くためにリンクくらい張っておいた方がいいでしょう。
その他にも
「おすすめのメニューも書いておこうか?」
「価格も書いていた方が親切かな?」
と考えていけば記事の輪郭ができていきます。
検索ワードを決める
次に検索されるキーワードを想定します。
「○○(地名) クレープ おすすめ」
などがすぐに浮かびますね。
「おすすめ」ではなく「美味しい」で検索する人もいるかもしれない、とか色々考えてみましょう。
そのキーワードを入れ込めば記事の完成です。
日常生活がそのまま情報になる
クレープとか子供の病気などは、日常生活がそのまま情報になる例として挙げただけです。
実は、これらの情報は需要が多く検索ボリュームも大きい(需要が多すぎて専門サイトがあるくらい)のです。
ここまで大きなボリュームはなくても、それなりの需要がある情報が日常生活の中に、いくらでも潜んでいます。
上手くそれを掘り当てることができれば……。
みんな、それを探し求めているのです。